■ 今回取り扱うコード
今回は、以下のコードを取り扱います。
ご自身が用意した環境に、以下のコードをコピーするだけで実行することができます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
/* 整数の計算 */ //正の整数と負の整数の足し算を表示する System.out.println("4+(-5)は"+(4+(-5))+"です。"); //正の整数と負の整数の引き算を表示する System.out.println("13-(-2)は"+(13-(-2))+"です。"); //負の整数と負の整数の足し算を表示する System.out.println("-9+(-3)は"+(-9+(-3))+"です。"); //負の整数と負の整数の引き算を表示する System.out.println("-20-(-12)は"+(-20-(-12))+"です。"); /* 少数の計算 */ //正の少数と負の少数の足し算を表示する System.out.println("3.0+(-2.5)は"+(3.0+(-2.5))+"です。"); //正の少数と負の少数の引き算を表示する System.out.println("7.2-(-2.3)は"+(7.2-(-2.3))+"です。"); //負の少数と負の少数の足し算を表示する System.out.println("-4.5+(-7.6)は"+(-4.5+(-7.6))+"です。"); //負の少数と負の少数の引き算を表示する System.out.println("-12.34-(-5.67)は"+(-12.34-(-5.67))+"です。"); |
■ サンプルコード全文
サンプルコード全文は以下です。
■ 出力結果
今回のプログラムを実行した際の出力結果は、下記です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
4+(-5)は-1です。 13-(-2)は15です。 -9+(-3)は-12です。 -20-(-12)は-8です。 3.0+(-2.5)は0.5です。 7.2-(-2.3)は9.5です。 -4.5+(-7.6)は-12.1です。 -12.34-(-5.67)は-6.67です。 |
■ サンプルコードの説明
正負の計算
整数で四則演算を行い、少数の四則演算も行いました。今回は、正負(プラスとマイナス)を含む計算を行ってみましょう。サンプルコードは、整数の計算と、少数の計算について、それぞれ4パターン、計8パターン作ってみました。
以下が正の整数と、負の整数の足し算を行うコードです。
1 2 3 4 |
//正の整数と負の整数の足し算を表示する System.out.println("4+(-5)は"+(4+(-5))+"です。"); |
計算を行っている箇所は、特に下記の部分です。
1 2 3 |
(4+(-5)) |
単純な計算ですが、計算を正確に行うために、カッコを使用しています。これは、四則演算の記事でも記載しましたが、算数や数学と同様です。
正負の少数の計算
以下は、少数の場合のコードです。
1 2 3 4 |
//正の少数と負の少数の足し算を表示する System.out.println("3.0+(-2.5)は"+(3.0+(-2.5))+"です。"); |
こちらも、整数が少数の記載に変更したのみで、同様な記載で計算が行えます。下記が、計算部分です。
1 2 3 |
(3.0+(-2.5)) |
今回は、足し算と引き算を使用して実行しましたが、引き算、割り算についても同様に行うことが可能です。複雑な計算を行い、動作を確認してみるのも良いかも知れません。