【超入門】【Java】「変数を使って少数の計算を行う」【サンプルコード】

■ 今回取り扱うコード

今回は、以下のコードを取り扱います。
ご自身が用意した環境に、以下のコードをコピーするだけで実行することができます。

■ サンプルコード全文

サンプルコード全文は以下です。

■ 出力結果

今回のプログラムを実行した際の出力結果は、下記です。

■ サンプルコードの説明

今回のサンプルコードは、以前紹介した少数を計算するサンプルコードの修正版です。変数を使って記載するとどうなるのか、それぞれ違いを確認してみましょう。以前の「少数を計算する」の記事の詳細は、以下のリンクをご覧ください。

変数は「箱」を覚えよう

前回、前々回から、変数を使った記事を書いてきました。その中で、何度も表現していることですが、変数は「箱」です。ただの入れ物と考えてください。今回も、少数の計算を行っていますが、通常の計算とほとんどソースコードは代わりません。

上記のように、計算内容を変数に入れることで、手軽に内容を扱うことができます。以下が、出力結果です。いかがでしょうか。過去の記事と同様にほぼ同じような書き方で実現できるのが分かると思います。

ミス防止や修正箇所を減らす役割も

変数の良いところは、毎回足し算や引き算を書かなくても良いところにあります。一度、計算内容を変数に入れておけば、あとは変数名を書くだけで、扱えます。

何度も数式を書いていると、計算ミスや打ち間違いにも繋がり、今後の修正なども考えるとあまりよろしくありません。修正時は一箇所だけ確認すれば良いように、何度も表示する可能性のある数式や計算は、早めに変数に入れるようにすると良いかもしれません。

まずは変数を使うことに慣れる

サンプルコードをご覧になられた方は分かるかと思いますが、変数を使うことによって大きなコードの変更はありません。

しかし、変数を扱うことで、よりわかりやすく、そして無駄の少ないコードを書くことができるようになります。少しずつ変数を使ったコードを書き、慣れていきましょう。

変数名はラベルや名札として考える

今回のサンプルコードの一部をご覧ください。変数に足し算の計算を入れています。変数名はそのままtashi_sanとローマ字読みで定義しましたが、ご自身でお好きな名前を付けても構いません。ラベルや名札を付けている感覚でも良いと思います。

ただし、以下のような意味を含まないような変数名にしてしまうと、後で読み返したり、他の人がソースコードを読んだ際は、意味が伝わらないかもしれません。命名のセンスは書籍になるほど奥が深い話題です。

■ 参考