【超入門】【Java】「少数を計算する」【サンプルコード】


■ 今回取り扱うコード

今回は、以下のコードを取り扱います。
ご自身が用意した環境に、以下のコードをコピーするだけで実行することができます。

■ サンプルコード全文

サンプルコード全文は以下です。

■ 出力結果

今回のプログラムを実行した際の出力結果は、下記です。

■ サンプルコードの説明

少数の計算

整数で四則演算が確認できたら、今度は少数の四則演算を行ってみましょう。細かな計算を行う際には、少数で計算を求めることも必要です。下記が今回使用したコードの一部です。

単純に説明をすると、少数で計算を書くと、計算結果も少数になります。なにか特別なプログラムを書いたりする必要はなく、小数点を含んだ式を記載してあげるだけで、結果も少数になるのです。

掛け算の計算結果について

今回のサンプルコードでは、注意すべき箇所があります。それは、少数の掛け算を行っているサンプルコードです。他のコードと同様に、少数で掛け算を行っていますが、その出力結果を御覧ください。

下記のように、実際には異なる計算結果になっていることが分かるかと思います。想定以上に桁が続いています。

プログラミングには、「誤差」と呼ばれるものがあります。詳しくは、専門書などをご覧頂きたいところですが、正しく表現できないと次に進めませんので、回避コードも紹介しておこうと思います。サンプルコードの最後に、補足コードとして、「誤差」が発生していない一つの例をあわせて記載しました。

上記のコードの場合だと、下に示すように正確に掛け算の結果が表現されています。

具体的には、下記のコードの少数の箇所(かっこで囲んである数値の部分)に置き換えて使用してください。このコードの意味は、今後の記事の中で紹介していければと思います。もちろん、このタイミングで、著名な参考書を手にとって見るのもいいかもしれません。

小さな見落としが動作不良につながってしまう

プログラミングを続けていると、上述したように、正しく計算を行っているつもりでも、うまく動かない場合があります。そのために、何時間も費やしてしまうこともあります。

細かく文字として表示をし、間違っていないか確認をしつつ進めていくことも、早くプログラミングを上達させるコツとなります。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、少しずつ理解していきましょう。

■参考

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