
■ 今回取り扱うコード
今回は、以下のコードを取り扱います。
ご自身が用意した環境に、以下のコードをコピーするだけで実行することができます。
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//「Hello Java World!!」を変数wordに入れる String word = "Hello Java World!!"; //変数に入れた「Hello Java World!!」を表示する System.out.println(word); |
■ サンプルコード全文
サンプルコード全文は以下です。
■ 出力結果
今回のプログラムを実行した際の出力結果は、下記です。
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Hello Java World!! |
■ サンプルコードの説明
今回は、「文字を表示する」回の記事で紹介したサンプルコードを、変数を使って記載した場合の記事です。「文字を表示する」回の記事の詳細は、以下のリンクをご覧ください。
変数とは?
プログラミングを勉強し始めると、書籍の開始10ページ頃から、変数という言葉が出てくることでしょう。これからプログラミングを学習しようと、さっそうと分厚い本に手を出したところで、いきなり出鼻をくじかれた人も居るのではないでしょうか。
変数は、プログラミングを行ううえで、非常に重要で、変数が無いとおおよそのプログラムは、書くことが困難になります。それほど、変数とは重要で便利なものです。
変数は「箱」
変数とは、よく参考書では、「箱」と表現されます。単純に、入れ物、というイメージでも理解が早いかと思います。数値であれば数値そのものの値、文字であれば文字列そのものが、「箱」という入れ物の中に入っています。
今回のサンプルコードでは、「入れる」という表現で記載しました。以下のコードをご覧ください。
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//「Hello Java World!!」を変数wordに入れる String word = "Hello Java World!!"; |
記載したコードについて、それぞれ順を追って解説します。
文字列を示すString型
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String |
コードの冒頭に、「String」という記載があります。
今回は、Hello Java World!!という文字列を表示したいので、変数(=「箱」)の中身には、文字(※)を入れてあげなければなりません。
※プログラミングでは、複数の文字でできた固まりを、特に文字列と表現しました。
Stringは、文字列を入れるためのもの(=「型」)、を表しています。
「型」という言葉が出てきましたが、プログラミングには予め、ある形式には、ある形式の変数を使う、というルールがあります。このことを「型」と呼んでいます。特に今回は、文字列であるため、文字列型である、String型を使用しています。
変数word
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word |
次に、「word」という記載があります。「word」が変数です。
wordは、変数であると同時に、変数に付けた名前でもあります。変数には自分や他の人が分かる任意の言葉をつけてあげることができます。今回は、「word」でしたが、「moji」や「kotoba」などに変更しても使用することができます(※)。
※変数名には任意の文字が使用できますが、命名規則としてプログラミング言語ごとに細かなルールがあります。たとえば、「1moji」のように数値が先頭にあるものは使えない、などがあります。
変数宣言
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String word; |
ちなみに、上記のコードのみでもプログラムは動きます。
文字列を入れてあげるために、文字列型のwordという変数を使いますよ、と、コードとして表現しています。これから変数を使うことが分かるように記載してあげることを特に「変数宣言」と呼びます。
表示したい文字列「Hello Java World!!」
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"Hello Java World!!" |
さて、さきほどのコードの最後です。”Hello Java World!!”は言わずもがな、表示したい文字列ですね。
代入
以下の「=」を付けてあげることで、変数wordという「箱」の中身に、”Hello Java World!!”を入れています。”等しい”という意味ではないので注意してください。このことを特に、「代入」と表現します。
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word = "Hello Java World!!"; |
さて、もう一度、さきほどの一文を確認してみましょう。
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//「Hello Java World!!」を変数wordに入れる String word = "Hello Java World!!"; |
これまでの説明を振り返ると、上記の文には以下の意味があります。
- 文字列を入れるための型であるString型を使用します
- wordという名前の変数を使用します
- “Hello Java World!!”という文字列を使います
- 用意した変数wordに”Hello Java World!!”という文字列を入れてあげます(代入)
使うときに便利な変数
さて、少し長くなりましたが、変数に文字列を入れてあげることで、今後は変数を使って、文字を表示することが可能になります。
サンプルコードの2行目をご覧ください。
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//変数に入れた「Hello Java World!!」を表示する System.out.println(word); |
上記のプログラムは、見覚えがあることでしょう。そうです、「文字を表示する」回で使用したprintlnメソッドです。
本来”Hello Java World!!”が入っていた箇所が、「word」に置き換わっていますね。変数に文字列を入れてあげることで、文字列同様に扱うことができるのです。